八路軍西安弁事処紀年館
八路軍西安弁事処紀年館は西安事件（1936年）後，西安に置かれた中国共産党の事務所です。周恩来や鄧小平らが出入りしました。「西安事変紀年館」（張学良将軍公館）」のついでに寄ってみました。

 

 

　八路軍西安弁事処紀年館は「西安事変紀年館」（張学良将軍公館）」のついでに寄ってみました。

　建国路を北へ，東五路との交差点を左（西）へ向かいます。東五路はしばらくすると西五路となります ── 通りの名前がちょこちょこと途中で変わっちゃいます ^^; 建国路はすぐに「尚勤路」に変わりますので，「あれっ，道を間違えたかな？」ということにもなります。革命公園を過ぎて北新街の交差点を右（北）へいくと，右手に紀年館はあります（入場料無料）。

　入り口を入ると，南北にいくつかの建物が並んでおり，それぞれに写真・文書の展示や「○○○が使用していた部屋」などがあり，周恩来が使用していた部屋なども再現されています。

　この「八路軍西安弁事処紀年館」に入るときに，「ん？」という旗が目に入りました。小生には懐かしいユースホステルの旗です。『地球の歩き方』（ダイヤモンド・ビッグ社刊）には，西安の３つのユースホステルが載せられていますが，そのひとつ「七賢国際青年旅舎」がここにあります。

　小生がこの紀年館に入るときに，数人の欧米系の外国人といっしょでした。ここに宿泊しているんでしょうね。駅からも近いので，便利そうです。中のようすは，ご覧の通りでわかりませんでしたが，『地球の歩き方』によれば，四合院を利用したユースホステルのようです。

* 四合院の「院」とは中庭（院子）のことで，中庭の中央に「十」文字の通路を作り，中庭を囲むように「口」形に中庭の東西南北の突き当たりにそれぞれ一棟ずつ建物を配置する（Wikipediaに拠る）。