12月に入り，潍坊の町にも雪がちらつき，時にはうっすらと積もることもあります。２月頃にはそこそこの積雪もあるようですが，今は雪よりも寒さが厳しいです。
前日に降った雪が次の日の朝にはガンガンに凍りつき，ひとも車も滑りそうになりながら道を行き来します。日本にいるときはコートのフードなんて被ったことはなかったのに，こちらでは必需品です。風がむちゃくちゃ冷たいですからね....。
その北風に乗って，小生も潍坊の町とお別れです。８月末から４ヵ月，観光的にいえば，それほど「見所」はありませんでしたが，住みやすい町でした。
ここ数日は雪が降ったり，晴れの日が続いたり....帰国日の天気が心配になります。聞くところによると，タクシーを利用するとここから空港まで500元ほどかかるそうです。
空港バスもあり，市内から空港まで１人78元。余裕を持って出発するとなると，飛行機の出発時間の２時間前に空港に到着（日本はほぼいつでもチケットの発行＋荷物預けができますが，中国は１時間30分前からです），空港までバスで２時間ほど....などと考えると，７時発の空港バスに乗らなければなりません。となると，６時には出かけなくてはならず，今の時期，外は真っ暗，寒さも厳しい，荷物も多く，朝早くタクシーが拾えるかどうかとなります。
空港までタクシーで500元ほどかかるなら，前日に空港近くのホテルに泊まってゆっくりしよう，費用的にはそれでも安い。といわけで，前日に空港バスに乗ることにしました。青島の流亭空港行きバス乗り場は富华大酒店Ｂ座（Ｂ棟）の向かい（南側）にある富华国际俱乐部（富華国際倶楽部）前から出ますが，切符は富华国际俱乐部１階奥にある切符売り場で買います。切符売り場の隣にはボーリング場もありましたが，ゲームをしているひとは誰もいなくて，係員が暇そうにしていました ^^;
大型バスもあるようですが，小生が乗ったバスは１列＋２列（最後尾が４人）の16乗りの小型バス。トランクを置く場所もほとんどありません。どうするのかな？と見ていたら，通路といわずどこといわず，座席以外の空間という空間にトランクなどを詰め込みます。そして，発車オーライです！
空港近くのホテルに落ち着き（歩いても６－７分），取りあえず夕食のためレストランへ。このホテルのレストラン，料理が日本にもある例の「蝋でできたサンプル」で飾られています。もちろん，値段も表示されてます。実物とサンプルでちょっと違いはありますが，どんな料理か分かっていいです。写真付きのメニューを用意しているレストランもありますが，ほとんどは漢字の羅列のメニューだけですからね ^^;
翌日はホテルの車で空港まで送ってもらい（送迎があるなら，来たときも迎えに来てもらえばヨ･カ･ッ･タ），空港へ。北京発青島経由関西空港行きの飛行機は少し遅れて飛び立ちました。