まだまだ暑い９月，伊吹山をあるいてみました。樹林帯ばかりをあるくのもいやですが，伊吹山のように直に陽光をあびるのもつらいです....。
登山口に車を駐め，ゴンドラを利用して３合目までいき，そこからあるき始めます。ルートは伊吹山の南面のスキー場をあるいていくので遮るものは何もなく，まだまだ暑い９月の陽光がじかに照りつけます。
６合目あたりから草地から石の多い道にかわります。傾斜もしだいにきつくなり，８合目で傾斜はさらにきつくなり，最後の急登を終えると山頂です。
伊吹山は「花の百名山」としても知られ，山頂のお花畑を周遊する観光客も多いところです（伊吹山ドライブウェイがあり車で山頂まで来られます）。
また，薬草の山としても知られ，伊吹もぐさも有名で，歌川広重も『木曽海道六十九次（中山道六十九次 ）「柏原」』で，伊吹もぐさの店「亀屋左京」を描いています。
東海道線の列車などから伊吹山の秀麗な姿が見られますが，しかし，このあたりは石灰岩の産地としても知られ，セメント会社がその南西面を大きく削り取り，その秀麗な山容を大きく変えてしまっています。
* 伊吹山案内図は米原観光協会・伊吹山観光振興会，伊吹山登山ルートはJAPAN ECO TRACK，お花畑は伊吹山ドライブウェイに拠る。