青島の風に吹かれて
しばらく暮らした青島とも，その青島の風に吹かれて日本まで飛ばされるように，お別れになりました。青島はきれいな町でした。赤い屋根瓦と青い海，日本やドイツの面影があちらこちらに見られます。

 

 

　青島には日本語を学ぶ学生も多いようで，バスの中でぺちゃぺちゃとしゃべっていると，バスを降りてから，学生が「こんにちは....」といって，気軽に話しかけてきます。どうせ日本語なんてワカランだろうと，むちゃくちゃいっていると，あとでドキッとすることもあって，あったりして ^^; 

　ある日，近くの珠山（山にも登ることができるし，動物園もあります/写真・右）にいってみました。どんなところか，ちょこっといってみただけなので，山には登ってはいません。

　直通のバスは本数が少なく，途中で乗換になりましたが，バスがなかなか来ません。と，同じバスに乗っていた学生が「車を相乗りしていっしょにいきませんか？」と日本語で話しかけてきました。バスと同じ１人２元だといいます。他に大連から旅行に来ていた「おばちゃん２人」と計５人でいこうというのです。おもしろそうなので，乗ってみることにしました。

　「車」といっても，昔のオート三輪を小さくしたというか，バイク＋リヤカーにそれなりに屋根をつけたというか，そんな「車」です（写真・左）。狭い座席（荷台？）に大人５人が乗って，「車」はやがてゼイゼイいいながら，珠山の緩やかな坂道を登っていきました。

　そんな青島ともお別れです。しばらくは日本で暮らし，次は....「西安」で暮らそうとしています。で，次は「西安」からです ^^;