小荷物を日本に送る
いよいよ大連を去る日も近づいてきました。大連で１年半暮らした間にいろいろなものが増えました。捨てていくには惜しいものも多くあります。で，小荷物で日本に送ることにしました。それほど高価なものはなく，急ぐものでもないので，料金の安い船便にしました。

 

　大連から日本へ郵便局で荷物を送りました。速くて高いのはEMS便ですが，急ぐものでもなし，壊れるものでもなし，ましてや高価なものでもなし....というわけで，船便で送ってみることにしました。

　で，大きな郵便局にいって料金等を調べてみました。郵便局にいくと「国际函件资费表」なるものがあります。書き写すのが面倒なので写真を撮ったら，「ダメだよ」といわれ，メモ用紙をくれました ^^; でも，写真は撮ったあとなので，別の窓口のおねえさんにいろいろ訊いてきました。それによると，　

だそうです。ちなみに，スーツケース（行李）の絵も描いて「これは送れる？」って訊いたら，大きさの制限があり，最長辺1.5ｍ以内，四周（四辺）の合計が３ｍ以内なら「可」ということでした。これを参考に，後日，あらためて荷物を持っていって，発送しました。

　小生の場合，

　ちょっとドキドキしながらいったのですが，あっけなく終わりました。ところで，伝票の記入の仕方ですが，参考までに ──

　料金ですが，どうやら郵便局に貼ってあった「国际函件资费表」とは違うようでした。いろいろと，中国の「百度」などで調べた結果，どうやら（水陸路の場合），

のようです（小生の送った荷物で計算すると，ぴったりと合いました）。ところで，ネットで料金がいくらかさがすうちに，計算方法を見つけました。

　ただ，これでも小生の料金とは一致しませんでした。１Kgまでの料金（日本へ船便で送る場合）が108.05元と計算され，以後，１Kg毎に13.45元となります。で，これは推測ですが，元・角・分（中国の通貨単位で角は1/10元，分は1/10角で，日本の円・銭
にあたる）の「分」を切り捨てているのではないでしょうか。

　「分」以下を切り捨てて，108.05元→108元，13.45元→13.4元として計算すると，108元（最初の１Kg）＋（16.0Kg－１Kg)×13.4元＋保険料30元＝339元で，ぴったり小生の料金と合いました ^^v

　さあ，あとはどんな状態で日本に荷物が届くでしょうか？楽しみです（届かなかったりして.... ^^;）。

* 料金や窓口での聞き取りなどは，あくまでも小生が見たり，訊いたり，調べたりしたもので，まちがっているかもしれません。推測の部分も小さくありません。荷物を送るときは，ご自分で郵便局にいって確かめてください。

追記 2012年２月　部屋を整理していたら，2010年６月に西安から日本に送った小包の控えが出てきたので，料金の検証をしてみました（^^;）

　・送る方法 ── 水陸路
　・送った物 ── 衣服や本
　・小包の重量 ── 14.420Kg
　・支払った料金 ── 303.6元

　これで計算してみると，重量は15Kg（Kg未満を切り上げているようです）なので，最初の１Kgの108元＋14Kg（15Kg－１Kg)×13.4元＝295.6元で，これに手数料８元が必要なので，合計303.6元です。大連の場合と同じです。

　ところで，大連 ⇔ 京都は直線距離で約1340Km，同じく西安は2460Kmです。距離がこんなに違うのに料金体系は同じなんですね。たしか西安からの荷物は上海経由だったと思います（大連の場合はおぼえてません）。もし，大連からの荷物も上海経由だとすると，鉄道は渤海湾をグルッと回るので，陸路の距離は西安とくらべてそれほど違わないのかもしれませんね。